堺市長 竹山おさみの現場主義ブログ

新任課長補佐級・係長級職員との対話(研修通信より)

2014年12月24日

「市長と新任課長補佐級・係長級職員との対話」を行いました。
その様子が人事部から「研修通信~堺人になろう!~」で発行されましたので、ここでもご紹介させていただきたいと思います。

 

平成26年度  研修通信~堺人になろう!~ VOL.6

「市長と新任課長補佐級・係長級職員との対話」

今回は、市長と新任課長補佐級・係長級職員との対話についてお知らせします。
今年度新たに昇任した全ての課長補佐級職員について、10月21日、23日、28日の3回、新任係長級職員について、10月9日、16日、31日、11月13日の4回にわたり市長との対話を実施しました。市長からメッセージを頂くとともに、参加者からの意見発表、そしてフリートークを行いましたので、その概要をお伝えします。

1) はじめに

このような対話形式で研修をすることで、皆さんのご意見を聞きながら、私がいつも言っている「市民目線」と「現場主義」をしっかりと確認したいと思う。是非皆さんの思いを伝えていただきたいし、私がどういう事を考えているかということを皆さんに直接伝えたい。

2) 第一線監督者の責務

(1)堺市職員の誇り~市民目線、現場主義の徹底~

堺市職員としての誇りを忘れてはならない。熊本県の蒲島知事と話した折に、ハーバード大学の政治学者が中世の自由自治都市・堺のことを講義で述べたと聞き、堺は世界にも注目される稀有な都市であるということを再認識した。歴史ある市の職員として、誇り高いマインドを持って、市民目線、現場主義で市民の皆さんに対応していただきたい。

 

(2)仕事の管理~PDCAサイクルの意識化~

2つ目に、PDCAサイクルを意識化することを心がけて欲しい。頭の中で仕事をしていても、自分の中で本当にPDCAサイクルを回しているかと、常に意識しなければならないと思う。Plan、Doは一生懸命やっていても、CheckとActionがおろそかになる。市民の皆さんがどう感じるのかという目線で事業を見ていただき、前例を踏襲することなく、検証を怠らず、次にどうするかを考えてほしい。

 

(3)人事管理~まず自己管理からスタート~

3つ目は人事管理について。皆さんには監督者として仕事をしていただいているが、まず自己管理ができているかどうか、一度振り返っていただきたい。良い仕事は健康からであり、心と身体の管理をしっかりして欲しい。そして、人事管理は部下の仕事を管理するだけではなく、部下の健康に目配り、気配りし、コミュニケーションをとって良い仕事を行うためのものだということを忘れないでいただきたい。

 3) 初心、原点への回帰

(1)不祥事の根絶~子どもや孫に誇れる仕事をしているか~

皆さんは全体の奉仕者として公務員になると決意し入庁されたと思う。昇任した今、そういった初心、原点へもう一度回帰していただきたい。公務員として、非行、法令違反、事務処理の懈怠といった不祥事は根絶しなければならない。また皆さんは管理監督責任も問われることを忘れてはいけない。私たちは、子どもや孫に胸を張って誇れる仕事をしなければならないと思う。家族に対して、自分はこんな仕事を堺市役所でしていたと誇れるようにしてほしい。

(2)地方自治法第2条第14項の規定「最少の経費で最大の効果を挙げる」

最少の経費で最大の効果を上げるという事を、しっかりと考えて仕事をしていただきたい。事業を行うときに、もっと効果的なやり方はないのか、お金の使い方として本当にそれで良いのか、費用対効果を考えてほしい。今は市民協働の時代であり、役所だけでは仕事はできない。市民の皆さんを巻き込んで仕事をしていかなければならない。市民の税金を1円たりとも無駄にはしないという意識で自分の仕事を考えてほしい。

 4) おわりに

皆さんにはこれから堺市政を担う中核になっていただかなければならない。それぞれが広い視野と長期的な展望を持って堺の事をしっかり考えていただきたい。是非、堺は職員がしっかりと市民と向き合って頑張っている、と言われるようにしてもらいたい。そして、一人ひとりが堺の広報担当者であるという意識を持って、堺の良さをどんどん発信して欲しい。

 

● 意見交換

市長のメッセージの後、参加者からの意見発表とフリートークを行い、率直な意見交換を行いました。
その一部を抜粋してお伝えします。

~課長補佐級~

職員:皆が相談しやすい職場を作っていきたい。やはり大人でも褒めてもらうことは嬉しいことで、部下のやってきた努力や結果に対しては、しっかり認めて褒めていきたい。

市長:褒めることは、相手を成長させることになる。褒めあえる職場は良い職場だと思う。

職員:職場での情報量が非常に多く、自分は知らないことが多すぎると実感している。日々、大量の情報に接しておられるが、情報の取捨選択に関して、工夫されていることがあれば教えていただきたい。

市長:大量の情報は、いかにコントロールするかということが大事。紙情報を捨てるか置いておくか、置いておくならいつまで置いておくか保存期間を決める。捨てて良い紙情報をできるだけ迅速に捨てる。そういうことを心掛けている。

職員:上司だけでなく、部下とも相談する中で、自分のできることを考えていく、そういうスタンスを常に持つことが大切だと感じています。

市長:仕事は一人でできない。部下と一緒にしないと絶対に仕事はできない。部下の協力を得やすい人間関係づくり、それを日頃からやっていないといけない。

~係長級~

職員:市長が職員として働かれていた時に部下をどのようなことに気を付けて指導していたのかお聞きしたい

市長:部下のちょっとした悩みに気付いてあげることが大切。皆さんも部下の表情、言葉にどれだけ注意を払うことができるか、それはプレイングマネージャーの大事な責務だと思う。お互いに高めあうという思いで指導しないといけない。

 

職員:市長は気持ちを切り替えることが非常に大切だとおっしゃっているが、市長が切り替えの際にどのように実践されているのかお聞きしたい。

市長:嫌なことは早く忘れる。ただ、ストレスは人生のスパイス。ストレスがなければ人間は向上しない。だから、忘れてはいけないストレスもある。前向き思考でうまくストレスをコントロールする。

職員:市長は読書家でいらっしゃるが、最近読んだ本で職員に伝えたい本があれば教えていただきたい。

市長:最近では「村上海賊の娘」を読んだが、堺の存在感、当時の華やかさを改めて感じ、非常に面白かった。

<最後に竹山市長から>

日々、どれだけ自分が燃焼できているかということが大事。私は勤務時間中に最大限の労力を使って、集中して仕事をしている。そして早く寝て元気回復に備える。
皆さんも、日々の仕事は健康管理にかかっている。規則正しい生活をして、日々新たな気持ちで1日1日頑張っていただきたいと思います。

 

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