市長選出馬への決意と8年間の主な取組

2017年3月7日

昨日、堺市議会で、今秋に予定されている堺市長選挙への立候補の意思について、複数の会派から質問され、再選出馬の意向を表明いたしましたので、取り急ぎ、私の思いをお知らせいたします。

私は、市民の皆様からの信託を受けまして、平成21年10月に、市長に就任し、それ以来2期7年余りにわたって、堺市政をお預かりしてまいりました。

これまでの間、堺市長を志した当時の初心を忘れることなく、「市民目線」と「現場主義」を貫き、市民の皆様と一緒になって365日・年中無休で、堺のまちづくりに全力を注いでまいりました。

「現場主義」を実践するため、時間が許す限り、地域の中で、たくさんの市民の皆さんとの対話を重ねてきました。そこでは、日々、皆さんの堺への熱い思いを感じ、本当に多くのことを学ばせていただきました。市民の皆さんの声は、まさに私が市政を進めていくうえでの原動力です。
また、「市民目線」で聖域なき行財政改革に取り組みました。現在、堺市は、政令指定都市トップクラスのスリムな組織です。そして、トップクラスの健全な財政状況です。

このような中、政令市であることのメリットを最大限に活かしながら、市民サービスの向上、堺のまちづくりに取り組んできました。数々の指標が示しているように、着実に成果があがっているものと自負しています。
市民の皆様とともに進めてきた7年間の取組によって、たくさんのつぼみが膨らんでおり、これをさらに、満開の花として、大きく咲き誇らせたいとの思いを持っております。

しかしながら、現在、大阪府と大阪市の動きを見ていますと、平成27年5月の住民投票で一度否決された、いわゆる「大阪都構想」の議論を再び蒸し返そうとされています。

前回の市長選挙で、堺はハッキリと都構想に「NO」を突きつけましたが、この一連の動きに堺への影響を不安に感じておられる市民の皆さんから、堺の自治を守ってほしいとのお話と同時に、「市長、何とか頑張ってや」との強い思いも託されています。

都構想は、政令市を廃止して、権限や財源を縮小するもので、堺市にとって「百害あって一利なし」だと考えています。

今後、大阪市が都構想に入ることになれば、堺市は住民投票なしで都構想に組み入れられるおそれがあるということをしっかりと説明してまいりたいと考えています。

堺は、百舌鳥古墳群の造営から考えて、1600年前から日本有数の「まち」が創られました。また、中世には、自由・自治都市として栄華を誇ったことは歴史が証明しています。

私が大切にしたいものは、先人から受け継いできた堺の歴史と伝統であり、その精神です。それは、とりもなおさず、現在で言う「基礎自治体優先の原則」であり、「堺のことは堺で決める!」ということではないかと思います。

これを、私たちの時代で、決して途切れさせてはならず、私たちが守り、さらに発展させていかなければならないという、強い思いを持っています。

そのため、市民の福祉、まちづくり、都市の自治を向上、発展させることが、私の務めであると考え、今年秋の堺市長選挙に対して、今一度出馬の決意を固めました。

再び、市民の皆様に、お選びいただけた際には、引き続き、堺市マスタープランのリーディングプロジェクトである『3つの挑戦(子育て・歴史文化・ものづくり)』と『安全・安心のまちづくり』を重点施策として、将来の堺の成長の原動力となる「ひとづくり」と人々が行き交い、集うまちの魅力を創出する「まちづくり」にしっかりと取り組んでいきたいと考えています。

また、堺市の財政を自分の家計と同様に考え、収支を厳しく点検することで、将来世代に負担を残さない堺市の経営を続けてまいります。
そして、堺が政令指定都市として発展し、子どもからお年寄りまで誰もが堺に誇りと愛着を持って、「堺愛」が実感できるまちづくりに向けて、引き続き、『市民目線』と『現場主義』を貫いて、全力を尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

堺市長 竹山修身


8年間の主な取組

■徹底した市政改革 -将来世代に負担を残さない堺市の経営-

自らが範を示す身を切る改革

~市長退職金全額カット 副市長退職金も同様 ~  政令市で唯一

~市長給与カット 副市長給与も同様 ~

スリムな組織  政令市トップクラス

~人口1万人あたり職員数20政令市の中で4番目に少ない~

~職員数2割超カット、人件費532億円削減~

健全な財政  政令市トップクラス

~実質公債費比率 政令市第4位、将来負担比率 政令市第3位~

~人口一人あたり市債(借金残高)20政令市中5番目に少ない~

■子育てのまち堺 -共働き子育てしたい街ランキング 2年連続 関西1位-

中学校3年生までワンコイン医療費  先駆的

~府内市町村が追随・府内の子育て世帯の経済的負担軽減につながる~

保育所待機児童ゼロ作戦

~最大457人から平成28年には16人に激減~

第3子以降の保育所・幼稚園・認定こども園の保育料無償化  政令市初

~きょうだいの年齢制限や世帯の所得制限なし~

無料の放課後学習(堺マイスタディ事業)  先駆的

~市内すべての小中学校で実施~

■歴史文化のまち堺 -世界文化遺産 今年国内推薦 平成31年登録実現へ-

百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録

~市民の会の会員1万人突破、地域や学校での取組が盛んに~

文化観光拠点「さかい利晶の杜」

~オープンから約1年で約50万人が来館、経済波及効果約27億円~

堺市民芸術文化ホール  平成31年オープン

~年間47.8万人の利用を想定、旧市民会館と比べて1.5倍強~

■ものづくりのまち堺 -シャープ本社も堺に移転-

企業立地や新規投資を促進

~製造品出荷額全国6位、人口一人あたり政令市1位、企業本社の転入超過数全国9位~

堺刃物の職人を養成

~米国向け包丁の輸出、平成21年から約15倍~

■市民が安心・元気なまちづくり -介護・高齢化対応度 府内1位、政令市2位-

おでかけ応援バス

~すべての曜日で1乗車100円、いつまでも元気なシニアで~

堺市立総合医療センター

~堺市内初の三次救急施設(救命救急センター)、こども急病診療センター併設~

自助・共助・公助の取組・連携強化と実践的な災害対策

~住民主体のワークショップによる津波ハザードマップ作成・避難所運営訓練~ 先駆的

~学校園耐震化完了、災害時の避難路の整備、橋や水道管・下水道管等の耐震化を促進~

■都市内分権の推進 -自由自治都市・堺の住民自治を実践-

区民評議会  先駆的

~区域の課題解決のため独自性のある特色ある取組を実施~

区教育健全育成会議  先駆的

~区域の教育力の向上や健全育成の取組を実施~

校区まちづくり支援事業

~校区を単位として地域のことは地域で決める取組を実施~


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