笑顔があふれるまちの創造に向けて-3期目の抱負-

2017年10月10日

【はじめに】
9月24日に行われた市長選挙で、市民の皆さんから厳粛な信託をいただきました。
多くの市民の皆さんに投票所に足を運んでいただき、自由・自治都市 堺の継続と発展をご選択いただいたことに、身の引き締まる思いです。堺市民84万人の負託に応えるため、引き続き市民目線と現場主義で愛する堺のために全力を尽くす所存です。
これからの4年間も、政令指定都市の権限と財源をフルに活用して、子育てや教育、歴史・文化、ものづくり、そして、市民の皆さんの安全・安心に全力で取り組んでまいります。

 

 

【選挙を振り返って】
今回の選挙で、私は2つのことを訴えました。
1つは「堺の将来ビジョン」です。これまで2期8年の間、徹底した市政改革により財源を生み出しながら、市民サービスの向上に努めてまいりました。その結果、子育て・教育環境の充実や、ものづくりや観光などの産業の振興に関する客観的な指標が確かな成長を示し、政令市トップクラスの健全財政と両立させてきました。その成長性と健全財政が評価され、米国格付け会社ムーディーズからも自治体格付けで国内最高位の評価を得てきました。
今回の選挙では、こうした堺市の成長をさらに加速させるための施策を選挙公約に掲げ、これらの訴えについて市民の皆さん方の賛同を得ることができたものと思っています。
これまでと同じく、将来世代に負担を残さない堺市の経営を続けることで、しっかりと未来への投資を実行していきます。

そしてもう1つは「都構想NO!」ということです。今回の選挙でも前回の選挙に引き続き、再び「都構想NO!」という選択を下していただきました。1度ならず2度の堺市民の選択は、「堺に都構想はいらない」という最終判断ではないでしょうか。堺市民の堺の行政・政治に携わる者としてこの選択の重さを忘れてはなりません。
今回の選挙では、維新の会が「都構想は争点ではない」と、都構想隠しという選挙戦術を採りました。
本当に都構想が良いものであるならば、堂々と正面から争点として戦うはずです。選挙戦術として都構想隠しをした時点で、維新の会の皆さん自身が、都構想はまやかしであるということを認めたようなものです。
これまで、堺の維新の会は都構想参加を「大きな目標」として掲げてきました。自らの党是であり、看板政策であり、そして目標でもある「都構想」を市民の皆さんから隠したという事実は、しっかりと堺市民の心に残り、脳裏に焼き付きました。
再度の都構想NO!と都構想隠しは、堺の維新の会の存在意義が問われることに繋がると思います。堺の維新の会の議員は、都構想にどう向き合うのか。これからのそれぞれの議員の発言に注目したいと思います。

私は、今後も、広域自治体である大阪府との適切な役割分担のもとで、連携をさらに強化し、住民福祉の向上に全力を尽くすと同時に、大阪全体の成長・発展にも貢献してまいります。

 

 

【真実をお伝えすること】
選挙が終わればノーサイド。
私は、どれだけ激しい選挙戦をしても、結果が出れば敵味方関係無く、手を取り合って一緒に堺の発展のために尽くしていこうという気持ちで戦ってきました。それは、相手候補とは政策の違いこそあれど、堺市を発展させたい、堺市民の生活を向上させたいという同じ思いをもった同志であると思っているからです。
しかし、今回の選挙戦では「嘘・デマと言える内容のチラシを、公党である大阪維新の会が発行している」とネットやSNSの世界のみならず、堺市議会でも話題になりました。私自身も不当に堺市を貶めるやり方には、大いに疑問を感じました。
また、相手候補の応援に他自治体から来た首長や議員が「堺のまちは寂れている」「堺のまちは停滞している」などと堺市の街頭で演説するという光景が毎日のようにありました。これには、堺生まれで堺育ち、堺が大好きな私は、心を痛めました。私は彼らが本当に堺市を発展させたい、堺市民の生活を向上させたいという思いで演説していると思えなかったのです。

今回の選挙戦を通して、私が痛感したことがあります。それは、市民の皆さんに、もっともっと現在の市政の動きをきちんと提示していくことが必要であるということです。
我々のまち堺市が、どのような施策を実施し、どのように成長しているか、堺市の真実を正確に市民の皆さんにお伝えしていくことは我々の責務であるという思いを再認識したところです。

 

 

【3期目の抱負】
「堺はひとつ!これまでも、これからも!」
市民の皆さんに身近な基礎自治体として、充実した市民サービスを提供すること、大阪府をはじめ泉州・南河内地域の市町村や大阪市との連携を強化して、大阪全体の発展に貢献するためには堺市が政令指定都市として発展し続けることが欠かせません。
私は、政令指定都市の権限と財源を活かしながら、堺市マスタープランに掲げた「3つの挑戦(子育てのまち、歴史文化のまち、ものづくりのまち)」と「市民が安心・元気なまち」の実現に全力で取り組み、選挙公約に掲げた44項目全てについて、スピード感を持ちつつ、一つひとつ着実に実現していきます。
特に、「安心して子どもを生み育てることができる環境づくり」として、2人目以降の子どもの保育料の無償化や高校3年生までのワンコイン医療費、小中学生の学力向上の取組など、将来の堺を担う子どもたちに対する施策に重点的に取り組みます。さらに、堺東を始めとする中心市街地や泉北ニュータウン、美原など個性が輝くまちづくり、そして、世界文化遺産登録の実現をはじめとした歴史・文化のまち堺として、シビックプライド(堺愛)を高めるまちづくりを強力に進めてまいります。
もちろん、これまでどおり政令市トップクラスの財政の健全性は維持してまいります。

 

 

【結び】
堺市が市民の皆さんにとって、住みやすいまちにし、日本はもちろん世界に誇れるまちにしていくことこそが、私に与えられた使命であり、責務であると考えています。今後とも、市民の皆さんと一緒に、笑顔があふれるまちを創造してまいります。ご支援、ご協力をよろしくお願いします。

 

堺市長 竹山修身

 

 

10月10日 初登庁

10月10日 初登庁

 

 

 


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