平成30年度当初予算案について

2018年2月26日

【はじめに】

先週、3期目初となる平成30年度の当初予算案を堺市議会に提案しました。
昨年9月の市長選挙で市民の皆さんにお示しした、「竹山おさみマニフェスト」に掲げた「堺を愛するひとづくり」「個性が輝く堺のまちづくり」「堺を支えるしごとづくり」「自由と自治は堺の原点(しるし)」を実現するための取組を、一歩ずつ着実に前に進めるものです。

 

【ひとづくり】

私は、就任以来一貫して、子育て施策に重点的に取り組んできました。これは、3期目でも変わりません。
今回の予算案でも、

・第2子(5歳児)の保育料の無償化

※政令市初となる兄姉の年齢制限や世帯の所得制限を設けない第3子以降の保育料無償化を拡大

※平成31年度以降に3、4歳児に段階的に拡充

・待機児童の解消(認定こども園や小規模保育所の創設)

・保育士確保の支援

・小中学生の放課後無料学習(マイスタディ)の充実

※民間事業者を活用した土曜日の学習支援

・タブレットを活用した分かりやすい授業の推進

など、安心して子どもを生み育てることができる環境づくりのための予算を、様々盛り込んでいます。

さらに、

・政令市初となる、がん検診の無償化

・乳がん検診の拡充

・おでかけ応援バスの利用日数制限の撤廃

・大学等と連携した健康増進の取組の推進

・重度障害者の暮らしの場の確保

など、地域に住む、すべての世代の皆さんが、健康でいきいきと暮らせるための事業についても重点的に盛り込んでいます。

 

【まちづくり】【しごとづくり】

こうした「ひとづくり」以外にも、堺が有する歴史や文化、7つある区の様々な地域特性を活かした「まちづくり」、堺の企業の競争力を強化し、さらなる集積を図る「しごとづくり」に関する予算も盛り込みました。
「まちづくり」では、特に、日本代表の資産としてユネスコに推薦書が提出された百舌鳥・古市古墳群については、陵墓の静安と尊厳をしっかりと守りつつ、周遊サインや駐車場などの百舌鳥古墳群の周遊環境の整備など、来てよかった、また来たいと感じていただけるよう、おもてなし環境の整備に努めてまいります。
また、来年秋のフェニーチェ堺グランドオープンに向けて、市内の様々な名所旧跡でコンサートを実施するなど市民の皆さんが新ホールの誕生を心待ちにしていただけるような取組を進めます。
堺のまちの魅力をさらに高めていくために、泉北ニュータウンや美原区黒山のまちづくりなどにも重点的に取り組んでまいります。

さらに、「しごとづくり」では、製造品出荷額全国6位、本社の転入超過数政令市2位など、ものづくり産業を中心に活発な堺の企業活動をさらに促進するため、本社移転や研究開発施設の整備への支援や、市内製造業の成長産業分野に挑戦する投資促進などの取組を進めてまいります。

 

【自由と自治は堺の原点(しるし)】

堺は、中世では自由・自治都市として栄えたまちです。その誇りを私たちはこれからも守り続け、自由・自治都市として、さらなる発展をめざしていかなければなりません。「地域のことは地域で決める」取組をより一層拡充し、市民に身近な区役所の機能を強化していきたいと考えています。
今回の予算案では、区民評議会での議論を一層深め、市民と協働でのまちづくりを推進する取組や、道路等のインフラ整備に関する区民ニーズに対して迅速に対応できる仕組みづくりに関する予算などを盛り込んでいます。
そして、「ひとづくり」「まちづくり」「仕事づくり」「自由と自治は堺の原点(しるし)」で掲げるすべての施策の基礎となる、市民の皆さんの安全・安心に関する取組にもしっかりと注力し、『堺はひとつ!大きく動く!笑顔日本一!』の実現を図ります。

 

【結びに】

このような考え方のもとに編成した当初予算案の一般会計は4,184億円となり、昨年から33億円増加し、過去最大の予算規模となります。
最大規模となったのは、大阪府から指定難病の特定医療費助成が移譲されたことや保育士の処遇改善に関する給付費が大きく増加したことなどによるものです。
一方で、補助金や外郭団体、事務事業の見直しをはじめとした歳出削減、公有財産の売却や貸付等による歳入確保により、49.8億円の行財政改革効果額を予算案に反映しています。引き続き、市民目線で市の仕事を総点検し、事業の費用対効果をしっかり検証しながら、徹底した行財政改革に取り組んでまいります。

 

この当初予算案は、これから3月にかけて堺市議会で議論されます。ライブ中継や録画中継もございます。是非注目いただきたいと思います。

http://www.kensakusystem.jp/sakai-vod/index.html

 

堺市長  竹山修身


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